枢木スザクは私の誘いを断った。
『結果が全て。そんなのは間違っている』とそう言って。
そうして向かった先は、ブリタニア。おまえが選んだ場所はブリタニア軍。
全ての元凶、全ての悪夢の始まりであるあの帝国の軍などを居場所とした。
そんなことは許せない。そんなことを断じて許しはしない。
『内部から変える』
そんな夢想を抱いて生きていけるような甘い場所ではないだろうに。
枢木スザクの理想は、崇高なる理想だがそれ故に決して叶うことのない夢想に過ぎない。
いつまでそんなものを抱いているのだ。
忠誠を誓う価値など無いと分かっているだろうに。
枢木スザクが内部から変えられるなどといつまでも信じ続けるなら、それが如何に非現実的な夢想に過ぎないか私が思い知らせてやろう。
まずは如何にブリタニアがイレヴンを、おまえの故国の人間を喰い物にしているか見せ付けてやろう
ゼロ→スザク