■ブリタニア・レーシング
ドライバー:No.1 コーネリア・リ・ブリタニア/No.2 ギルバート・G・P・ギルフォード
シャシー(車体):RPI-00/SC/RPI-209(通称:グロースター)
チーム代表:ユーフェミア・リ・ブリタニア
テクニカル・ディレクター:アンドレアス・ダールトン
チーム本拠地:トーキョー
前年のチャンピオンであるコーネリアを擁する。(ギルフォードは前年ランキング2位)
コンストラクター(チーム)タイトルも同時に獲得したが、前年までチーム代表を務めていたシュナイゼルが突如チームを去り、同時にテクニカル部門の主要スタッフを引き抜かれた為、今年は厳しいのではないかと噂されている。
チーム代表は、急遽ユーフェミアが務めることになったが、スポンサー対応が主な仕事になっている。
シャシーは青紫色。基本的にはドライバーが使用するのは同じマシンだが、常にファーストドライバーであるコーネリアに最新マシンが与えられる。
その為シャシーの型式番号が異なる。コーネリアのシャシーは今年の最新シャシーだが、ギルフォードのシャシーは前年の改良シャシーとなっている。
なお、コーネリアのシャシーは開幕からシャシーの剛性不足に悩み、またコーナリング時の挙動が安定しない問題を抱えている。
■チーム純血派
ドライバー:No.3 ジェレミア・ゴットバルト/No.4 ヴィレッタ・ヌゥ
シャシー(車体):RPI-13(通称:サザーランド)
チーム代表:クロヴィス・ラ・ブリタニア
チーフ・テクニカル・オフィサー:バトレー・アスプリウス
ブリタニア・レーシングと大元の資本を同じくする言わば兄弟チーム。
チーム代表はクロヴィスだが、あまりレース自体には興味がなく、F1に付随するパーティやスポンサー対応の方にどちらかと言うと熱心である。
シャシーは濃い青色。基本的には筋の良いマシンだが、トップスピードがやや劣る。
また、作戦のミスにより順位を落とすことが多いチームである。
■特別派遣嚮導技術部F1チーム(通称:特派)
ドライバー:No.5 枢木スザク/No.6 V.V.
シャシー(車体):Z-01(通称:ランスロット)
チーム代表:シュナイゼル・エル・ブリタニア
チーフ・テクニカル・オフィサー:ロイド・アスブルンド
チーム本拠地:アッシュフォード学園大学部
今年から突如現れた新設チーム。
シャシーは白を基調とし、カーナンバー等は金字で描かれており、今季最も優美なシャシーと称される。
チーム代表のシュナイゼルは、以前ブリタニア・レーシングのチーム代表を務めていたが、突如退任し、世間がその驚きから冷めないうちに特別派遣嚮導技術部F1チームをほぼ個人資産のみで創設した。
なお、ロイド・アルブルンド以下、ブリタニア・レーシングの主要スタッフ(チーフメカニックのセシル・クルーミー他)をかなり引き抜いた為、同チームからはかなり恨まれている。
Z-01は、スタートシステムが優れており、抜群のスタート性能を発揮する。また低速トルクが良く、コーナー脱出時の加速スピードは他を圧倒している。
しかし、加速の良さ故か、タイヤに厳しいマシンとなっており、しばしばタイヤの磨耗問題に悩まされる。
■黒の騎士団
ドライバー:No.7 紅月カレン/No.8 藤堂 鏡志朗
シャシー:Type-02(通称:紅蓮弐式)/Type-3F(通称:月下)
チーム代表:ZERO(ゼロ)
テクニカル・ディレクター:扇要
チーフ・オペレーティング・オフィサー:C.C.
チーム本拠地:新宿
特派と同様、今季突然出現した新設チーム。
チーム代表のゼロは、全身を黒いスーツ、黒いマント、黒い仮面で覆い、その真の姿を隠す謎の人物である。
その正体はコーネリア、ユーフェミア、クロヴィス、シュナイゼル達とは義兄弟のルルーシュ・ランペルージであるが、そのことを知るのはC.C.のみである。
チームの主要スタッフの経歴については、チーム代表を初め殆ど明らかにされていないが、マシンの特徴から、ロイドとセシルはシャシーをデザインしたのが、ラクシャータ・チャウラーであると見抜いている。
シャシーは鮮やかな赤色。予算の関係上、Type-02は1台しか製作できず、Type-3Fは内部部品や一部空力パーツに旧型の物を使用している為、違うシャシー名となっている。
トップスピードは特派のZ-01に匹敵するが、ブレーキ性能、特にフルブレーキング時にリアが安定しない問題を抱えている。
■キョウト六家F1チーム
ドライバー:No.9 皇神楽耶/No.10 千葉 凪沙
シャシー:Type-1R(通称:無頼)
チーム代表:皇神楽耶
テクニカル・ディレクター:桐原泰三
チーム本拠地:京都
伝統のあるチームだが、一時期F1の世界から撤退していた。今季から復活。
チーム代表がドライバーを兼任するという非常に珍しいチームである。
なお、F1を撤退する直前には、チーム代表を枢木スザクの父、枢木ゲンブが務めていた。
F1史上初の両ドライバーが女性ドライバーのF1チームである。
車体の色は薄い茶色という大変地味なカラーリングで、神楽耶はそれが気に入らないが、シーズン中に基本カラーリングを変更できない為、そのままになっている。
全チーム中、抜群の信頼性を誇るが、トップスピードが劣る為、オーバーテイクが中々できないマシンになってしまっている。